ジンさんのブログ

ゲイマッサージのブログ

セルフストレッチ・セルフハグ

セルフストレッチの話です。

 

僕はあん摩マッサージ指圧師という国家資格を持っております。(鍼と灸の資格も有るんだよん)この資格取得には西洋式マッサージ関連知識のみならず、東洋医学のツボ(経穴)的な知識も必要になります。なので一般のお客様よりはツボについては詳しく存じてます。

 

仕事中のある時です。

 

医療関連業務に従事しているお客様、ここではS様とします、からこんなことを尋ねられました。

 

「担当してる患者さんにセルフストレッチをおすすめしたい。そのストレッチの際に、なにかツボを刺激し、気分的にも新鮮になってもらえたらな~」

 


どんな患者さんで?と詳細をお聞きすると、あまり軽症ではない内蔵関連の病気を抱え、意識ははっきりされ手足を動かすのは支障はなさそうとのこと。とはいえ、どんな病気であっても治療中の無理は禁物。そういう方へのストレッチというのは、スポーツ前後の体の調整や身体機能を向上を図るのとは異なり、身体の現状維持ということが前提重視されます。

 

そして現状維持を踏み込んで考えるのなら

 

「じっとしてると病気のことばかり考えちゃうから、たまには体を動かして気分転換をしましょう。体をストレッチして、心もストレッチ❤」

 

という方向性ではないかな、と。この旨をS様にお話し「なんか思いついたらブログに書きますね」とお約束をしてました。(お約束してから結構時間立ってしまいましたごめんなさい(^^;)そして今回考えたのが「セルフハグ(自分を抱きしめる)」というセルフストレッチ。です

 

 

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画像その1 手の解説

 

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画像その2 臂臑の位置

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画像 その3 ジンさんの汚い体

 

セルフハグストレッチの方法

1.座る
2.両腕をクロスするように、二の腕を持つ
3.肩の先から手のひら分だけ下がったところ、三角筋前縁に指を当てる
4.中指で「いて」っと感じるところを探して、ぎゅっと押す。
5.その姿勢のまま、ギューッと自分を抱きしめる。

 

ツボとしては「臂臑(ひじゅ)」を刺激します。頭や首のこわばりや、四十肩などの肩の障害に良いツボです。ストレッチとしては上腕三頭筋が伸ばされています。腕や肘の動き改善には良いでしょう。でも、今回の一番の狙いは「ハグ」することです。自分で自分を抱きしめることを目的にしています。


病気を抱えてる方は、常に精神的な不安がつきまといます。その不安は「自分は大切な存在ではない」という誤解を生み、その自己否定イメージは体に良くない影響を与えかねません。そこで自分を抱きしめて、自分は大切なんだという肯定的なイメージを体に伝えようかなと狙いまして。

 

私。

私という誰よりも大切な存在。

私は私をぎゅっと抱きしめます。

ハギュ

 

ストレッチと称しますが「自分を抱きしめる」行為をおこなってもらい、このハグを通じて「自分は大切なんだ」というイメージを患者さん方に持ってもらえたら良いな、って感じです。

 

てなわけでセルフストレッチを記事にしました。
では今回はこのへんで。
ジンでした。まったねー!


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