ゲイマッサージの超基本 その１ 手を全部使ってみよう！
手で揉む、押す、と言った時、一般的に手のひらだけを使うことが多いです。でも、マッサージ業界では、手の付け根から指先まで手の全部を使うことが多いです。そしてこのやり方は重要です。あ、もちろん、手のひらだけとか、手根だけを使うのが悪いってこっちゃないです。そういうやり方もありますよ。でも、手を全部使うと相手に接する面積が手のひらだけよりも大きくなるので、その分だけ圧力は分散され相手は心地よく受け止めることが出来るます。
上記画像では、左は手のひらだけ、右は指の先までクッションに接触しています。左のように手のひらだけで押すより、指先まで一緒に押すとクッションは柔らかく沈み込んでいきます。このように、手の指先まで使うことを便宜的に「手の全部使い」と呼んでみます。
は？
そんなんたいした違いじゃねーじゃん。
とお思いかもしれません。だが、この手の形の微妙な違いは、か・く・じ・つ・に、お客さんは感じます。例えば、太ももの裏側、いわゆるハムストリングス。ココはかなり敏感な部位です。指だと強すぎじゃない？と個人的には思います。なので手のひらで押すことが多いのですが、手のひら押しでもまだ強く「うお！」っときますが、「手の全部使い」で押しますと「おっふぅ❤」という心地よさになります。
あと、わかりやすいのは頭部かな。指や手根で強い圧を頭部に適宜かけた後に「手の全部使い」でふんわりと頭を包み込んで、ぐーっと圧をかけると、お客さん寝ますｗ
この「手の全部使い」は人体全部で実に便利に使えます。敏感な部位だけどしっかりと圧をかけたいときや、出来る限り優しく柔らかく感じさせたい、そんな時に最適です。これは是非とも覚えてもらいたい手技であります。
では今回はこのへんで。ジンでした。
まったね～♪
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